キューティーハニー

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斜めから 正面 左面
背面 右面 ちょいアップ
両手パー 両手グー 右手剣持ち・左手を腰

右下腕一式

左腕一式

2004年 7月製作

日本マンガ界の重鎮にして、”鬼才”と呼ぶにふさわしい、永井豪先生の生み出したキャラクターです。初登場以来、マンガ、アニメーションなど、様々な形で我々の前に登場し、結果として世代を超えて愛されるキャラクターとなったのではないかなと。ほんの数ヶ月前には、庵野秀明監督による、実写映画が公開されたのも記憶に新しいと思います。あれはあれで、すごく面白かったですね。

「アニメーション」という形では、テレビ(地上波)で2作品、OVAで1作品、そして、現在、ペイ・パー・ビューで1作品作られておりますが、Xnといたしましては、やはりOVA版が一番好きです。ハイクオリティな画像、華麗なるアクション、「ちゃんと」描かれたハニー・フラッシュ(笑)、痛快なストーリー、そして、なんと言っても、根谷美智子様の「女性でもない、少女でもない、あるいはどちらともとれる、神秘性さえ感じさせる声&演技」が、「変身」というキーワードを前面に押し出した「キューティーハニー」というキャラクターの魅力を十分すぎるほどに表現していたと思います。でも、「TV版第1作及びペイ・パー・ビュー版は未見、TV版第2作は嗜好に合わず」というのもあるんですけどね(笑)。まぁ、TV版第1作はこの間行きつけのビデオレンタル店にDVDが全巻入ってたから、見てみようとは思ってますが。

さて、このキットは、2002年冬のワンダーフェスティバルで、一般販売に先駆けて販売されたものです。「アーマロイド・ハニー」との2体セットでの販売だったのですが、そちらは未組み立てにつき、今回はこの「キューティーハニー」のみの展示とさせていただきました。

組み立てに関しては、パーツ構成がかなり親切だったので、特に難しくはなかったです。ただ、TV版2作品などに見られる、「ツートンカラーのコスチューム」にも対応できるよう、コスチュームのみぞおち周辺の青い部分と黒い部分の境目のモールドが付けられておらず、それを自分で彫り込むのに少し苦労しました。ガンダムとかのプラモデル作ってた頃も、「筋彫り」したこと無かったもんで(苦笑)。また、せっかく腕パーツがいっぱいあるのに、それらからどれかだけを使って他のは捨てるなんて、ものすごくもったいないような気がしたので、両腕をそれぞれ差し替え出来るようなギミック(そんな大層なものか?)を盛り込んでみました。100円ショップに売ってた、自由に曲げられるアルミ線を軸とし、同径のピンバイスでボディ側に穴を開けてます。「自由に曲げられるアルミ線」を軸とすることで、受け穴と軸の角度や位置が多少ずれていても、特に苦も無く接合させることが出来ます。

また、左上腕が「アーマロイドハニー」用のとあわせて4本あるにも拘らず、ブレスレット(って呼んでいいのかな?)が2つしかなかったので、これまた100円ショップで買った髪留めと、アルミ缶で自作しました。ハート部分は髪留めの飾りを切り取って加工し、リボンがヒラヒラしてる部分はアルミ缶チョキチョキです。これに伴い、チョーカーのハートマーク(彼女の変身の要である、『空中元素固定装置』のスイッチ)も、もともと彫刻されていたものを削り取り、ブレスレット同様髪留めを加工したものを接着しました。実際のデザインとは違う(実際はハートマークに銀色の縁取りなど無い)ものとなってしまいましたが、これはこれでカッコいいかなと自画自賛しています。どうでもいいけど、野郎がハートマークの付いた髪留めを買うのは、ちとばかし恥ずかしかった…(苦笑)!!

塗装に関しては、肌色は濃い肌色と明るい肌色の2段階塗装、髪はワインレッド、サーモンピンク、白を混ぜたピンクによる、3段階塗装です。コスチュームは、
 青い部分…メタリックブルー → FGブルーパール → クリアコーティング
 黒い部分…黒鉄色 → FGライラックパール → スモーク → クリアコーティング
 赤い部分…メタリックレッド → FGピンクパ−ル → クリアコーティング
 グローブ&ブーツ…ゴールド → ゴールドパール → クリアコーティング
 ブーツの靴底…クリームイエロー + 明灰白色
という工程をそれぞれ行っています。パールカラーを多用したので、なかなか乾燥せず大変でした(苦笑)。その分、完成したときはすごく嬉しかったけどね。

余談ですが、先日発売された「新ハニーDVDボックス」に、当時は結局幻に終わった(映像としては発表されなかった)第9話が、CDドラマとして収録されてたわけですが、やっぱ「映像作品」として復活してくれないかなぁ…。敵を作っちゃうかもしれないけど、私にとっては、「新ハニー」こそが「真ハニー」です。

Update 2004.09.10 

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