青山 素子(ショートカットver.)

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正面 左面 背面
右面 わりとカッコいいアングルかなと アップ
ちょっと好きなアングル セクシーショット(笑)

2004年 2月製作

’00年から’01年にかけて、わりとハマったマンガ「ラブひな」のキャラクターの一人です。小難しいことを一切抜きにして楽しめるストーリーと、シンプルながら可愛らしい絵柄がお気に入りでした。ただ、終盤においては「キャラクターの使い捨て」的な部分が感じられて、残念でした。

この「青山素子」は同作品において、「乙姫むつみ」と並び、カインが2番目にお気に入りのキャラでした(ちなみに1番はメインヒロイン・成瀬川なる)。「武芸者としての生き方」と、「お年頃の女の子特有の感情」の狭間で悩み苦しみ、その果てに繰り出される数々の「奇行(本人はいたって大真面目)」がおかしくもあり、可愛らしくもありました。原作者の赤松建先生も実はなる以上に素子がお気に入りであることを公言しておられますが、物語本編においても彼女をメインに据えたお話が少なくないです。最終話と同時に掲載された対談記事の中でも、「本当はなるではなく、素子を景太郎(主人公)とくっつけたかった」とおっしゃっていました。現在「週刊少年マガジン」誌において赤松先生が連載しておられる「魔法先生ネギま!」においても、この素子が使う剣術「神明流」の使い手たちが登場することからも、先生の彼女への思い入れの深さをうかがい知ることが出来ます。ちなみにアニメ版で彼女を演じておられた淺川悠さんは景太郎みたいなタイプはお嫌いだそうです(笑)。

この「ショートカットver.」は、コミックス13巻に登場します。東大受験に失敗し、浪人をしていた素子ですが、実家のほうには大学受験に成功したという報告をしており、そのことが姉・鶴子にばれ、「嘘をついていたこと」に怒った鶴子との対決したもののあっけなく敗れてしまいます。「剣術」、「学問」、そして「恋愛」、全てに絶望して「尼になります!!」とトレードマークの長い黒髪をバッサリと切り落とし、ひなた荘を去る素子。その後、追いかけてきた景太郎の励ましを得て、姉上との再戦に勝利し、「全ての困難を楽しむこと」を覚え、さらに自ら否定していた「景太郎への想い」を受け入れ、ひとまわり成長する―‐。というのがそのときのお話です。

製作においては、パーツ総数も少なく、一つ一つのパーツも比較的大きいので、特に難しいことはなかったです。塗装においては、写真ではわかりづらいかもしれませんが、シャツやパンティにシャドウ付けを行っています。また、ストッキングの塗装については、

  1. 脚に肌色を普通に吹き付ける。

  2. 膝下、膝裏、腿の周りの布が重なった部分に「スモーク」を吹き付ける。

  3. 「クリアー + スモーク + クリアオレンジ + ゴールドパール(少量)」で作ったストッキング色を吹き付ける。

  4. 乾燥後、つや消しクリアを吹き付ける。

という工程を行っています。最後につや消しクリアを吹き付けることで、「全体ではなく、光が当たった部分のみのパールゴールドが反射する」ので、「ストッキングらしさ」が出たのではないかと思っています。また、髪にはまず基本色を塗装後、パープルを細吹きし、さらにすみれ色をその上から細吹きして、髪のつやを表現しています。あと、彼女の武器「妖刀・ひな」の刃の部分には、シルバーの上からスモークを吹き付けました。

ちなみに瞳の色ですが、原作コミック、アニメ版ムック本ともに、ものによって緑だったり青だったり茶色だったりと一定しないので、私的な趣味で緑にしました。

つーか、この服装、パンティ見えまくりだし、腕を大きく左右に振ったら絶対横からポロッて出そうだよね。胸元なんかぴっちぴっちのぱっつんぱっつんだし。実に良いことですが(笑)。

全くの余談ですが、赤松先生も「ジュピトリアン」だそうで、なんとなく親しみが湧きます(笑)。

Update 2004.03.06   

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